
こんにちは、kanaです。
水族館といえば大人も子どもも楽しめるレジャー施設として人気がありますね。雨でも暑くてもお天気に関係なくいつでも快適に滞在できるのも嬉しいポイントです。
私たちは娘が生まれてから夏の旅行で2年連続で鳥羽水族館を訪れました。
鳥羽水族館は訪れやすい立地というだけでなく、子どもと一緒に過ごしやすい水族館だからです。
今回は、子連れで回りやすい鳥羽水族館のメリットなどを体験談とともに紹介します!

今回の記事を読むとわかること
- 子連れで訪れるなら鳥羽水族館が良い理由
- 鳥羽水族館を訪れる際の注意点
子連れで行きやすい水族館はどこ?

子どもと大人では、同じ水族館で鑑賞していても感じ方が異なります。場合によっては、薄暗いのが嫌いな子どもは泣き出すかもしれません。
ここでは、子連れで行きやすい水族館はどこなのか詳しく解説します。
体験スポットが多い鳥羽水族館がおすすめ
子どもと一緒に行動するのであれば、駐車場から目的地は近いのか、駅からの経路は徒歩以外に確保できるのかなど、立地の良さも目的地を選ぶポイントとなってきます。
また、体験系のイベントがあるかないかで、子どもの食いつきが全然違います。美しい海洋生物を見るだけでは子どもが飽きてしまいます。
鳥羽水族館は立地が良く、体験系のイベントが充実しています。
五感を使って感じることは、子どもの成長にも良いですね。
次章から鳥羽水族館の魅力や注意点など詳しくお伝えします。
鳥羽水族館の子どもが喜ぶ見どころ

水族館大国といわれるほど水族館が数多くある日本。
関西だけでも鳥羽水族館の他に海遊館や京都水族館などいくつも存在します。
その中で鳥羽水族館が子どもに喜ばれる特徴を、ここでは詳しく解説します。
飼育種類数が日本一

日本の水族館の面積的規模は大きい順に名古屋港水族館、海遊館、鳥羽水族館となります。
飼育種類数は、名古屋港水族館が約500種、海遊館が約620種であるのに対して、鳥羽水族館はなんと1,200種。
海洋生物だけでなく、スナドリネコという沼沢地に生息する猫も飼育されています。猫を飼っている我が家は家族3人ともスナドリネコに釘付け!とてもかわいかったです。
また、ダイオウグソムシなど変わった生き物のエリアも興味深く鑑賞しました。ダイオウグソムシは巨大なレプリカが設置されており、娘は食べられると思ったのか怖がって泣いて近寄りませんでした。
ジュゴンと会えるのは日本で鳥羽水族館だけ!

ジュゴンといえば人魚のモデルとなったことでも有名な優雅に泳ぐ巨大な海洋生物です。
人間の乱獲や餌である海藻が育つ場所が開発などにより減少したことなどにより、個体数が世界的に減っています。野生では沖縄本島に生息していますが、環境省により絶滅危惧種に指定されています。
そんな希少なジュゴンを鳥羽水族館は大切に飼育しており、ジュゴンのセレナは昨年入館37周年となりました。
娘も気に入って一緒に水槽前で写真を撮影しました。結構近くまで寄ってきてくれましたよ。
大人気のラッコエリア

私たちが訪れたのは夏休み前の平日の午前中でしたが、ラッコエリアの前だけ人が多すぎてよく見えませんでした。
写真のように水槽前まで伸びているスロープを移動しながら鑑賞しました。
しかし、2024年ラッコ水槽前お子様専用スペースが開設されたようです!
私たちが訪れたのは解説直前だったので恩恵にはあずかれませんでしたが、かなり助かると思います。
ラッコを鑑賞するだけで良いという方は、お食事タイムは特に大混雑するので避けた方が良いでしょう。
セイウチに触れるショーがある

セイウチショーはとにかく迫力抜群!
係員のお兄さんがセイウチの生態をわかりやすく解説しながらショーを行ってくれました。
とにかくセイウチが賢いんです。どうやって芸を仕込んでいるんだろうと係員の方々に感心しながら鑑賞しました。
写真でもわかるように、手すりを超えるくらい近くに来てくれて触らせてもらえました。かわいかったです。
娘は牙が怖いと大泣きしていましたが、穏やかなセイウチさんでしたよ。
私は鳥羽水族館の中ではセイウチショーが一番印象に残りました。
鳥羽水族館が子連れで回りやすかったポイント
娘と一緒にいくつか水族館を訪れましたが、鳥羽水族館が一番滞在しやすかったです。
ここでは、鳥羽水族館が子連れで回るのに適しているポイントを詳しく解説します。
見たいエリアだけ短時間で鑑賞可能

私たちはホテルからのお迎えのバスの時間が決まっていたので、食事を除いて滞在時間を2時間と決めていました。
鳥羽水族館は入場エリアから翼のように左右に鑑賞エリアが広がっており、まずパンフレットでショーの時間と見たいエリアをピックアップして効率よく回る工夫をしました。
飼育種類数が多いことから巨大水族館に思えましたが、実際回ってみると良い具合にコンパクトに回れて、2時間の滞在でショーや海洋生物の鑑賞を十分に楽しめました。
左右どちらかのエリアだけに絞れば、さらに短時間で移動も少なくて楽しめそうです。
体験エリアが多いので飽きない

関西の巨大な水族館で例えると海遊館と鳥羽水族館は構造が全く異なります。
海遊館は縦長の巨大水槽が設置されており、1階や2階など階が異なっても同じ水槽を鑑賞しているということがよくあります。
大人としては水が揺らめく淡い光に照らされた空間を楽しめますが、当時3歳だった娘は途中で飽きてしまいました。
一方、鳥羽水族館は海遊館と比べて水槽は大きくありませんが、12のゾーンにわけてエリアごとに全く異なるさまざまな海洋生物を鑑賞できます。
セイウチやアシカのショーなど実際に間近で海洋生物を感じられることから、娘は飽きたら他のブースを回ったりして楽しんでいました。
私個人の感想としては海遊館の方が美しさが勝り、鳥羽水族館はショーなどの体験が勝ると思っています。
無料貸し出しベビーカーやスロープが設置されている
台数に限りがありますが、エントランスホールで無料でベビーカーの貸し出しが行われています。
子どもがぐずって抱っこを要求して来た際や昼寝のときなどに借りられると助かりますね。事前の予約はできませんが、レンタルのベビーカーを使用することを前提とすれば旅行の荷物を減らせる方もいるのではないでしょうか。
またスロープがあちらこちらに設置されているため、ベビーカーでの移動が容易です。
授乳室やオムツ台が用意されたベビールームもあります。ミルク用のお湯があるのでお湯があるのも嬉しいポイントです。
子連れで鳥羽水族館を訪れる際の注意点

魅力がたくさんある鳥羽水族館ですが、訪れる前に気をつけたい点がいくつかあります。
ここでは、子連れで鳥羽水族館を訪れる際に注意するポイントを詳しく解説します。
繁忙期は駐車場が満車になる
繁忙期など鳥羽水族館併設の駐車場が満車になる恐れがある時は臨時駐車場が用意されますが、駐車場から船やシャトルバスで移動しなければなりません。
大人だけならともかく、機嫌が悪くなる可能性がある子どもを連れての移動が増えるのは避けたいところです。
ピーク時間はお昼頃なので、開園時間頃か夕方に訪れて混雑を避けた方が良いでしょう。
JR・近鉄鳥羽駅から遠い

私たちは家族3人で2年連続海遊館を訪れ、初年度はJR・近鉄鳥羽駅から鳥羽水族館まで歩きました。
真夏でしたが、とにかく朝から暑い。10分ほどの距離とはいえ長時間移動した子どもは歩くのを嫌がって抱っこして歩くことになりました。
せめてJR・近鉄鳥羽駅でキャリーケースを預けておいて良かったです。
私たちは「鳥羽一番街」にある「鳥羽一番街コンシェルジュ」で荷物を預けました。2年連続で利用しており、当時は1点あたり300円でした。
翌年は近鉄志摩線の中之郷駅で降りて訪れました。5分ほどだったので前年に比べて楽でした。
公式サイトにはJR・近鉄鳥羽駅からのアクセスしか表記されていませんが、中之郷駅が圧倒的に近いです。
鳥羽水族館へお得に行く方法
家族でレジャー施設を訪れると想定より金額が高いなと思うことは多々あると思います。どうせ行くなら安い方が嬉しいですね。
ここでは、鳥羽水族館へお得に訪れる方法を詳しく解説します。

「まわりゃんせ」を使う

「まわりゃんせ」は近畿日本鉄道が発行する破格の観光パスポートです。
伊勢・鳥羽・志摩の鉄道乗り放題と有名な観光施設の入場券などがセットでついています。
多数ある入場可能施設には鳥羽水族館や志摩スペイン村なども含まれています。
鳥羽水族館付近にある子どもに大人気の「イルカ島」へ向かう船にも乗れますよ。ちなみにイルカ島自体は無料で入島できて、イルカショーは自由に鑑賞できます。
「まわりゃんせ」は4日間で2025年現在大人11,700円、子ども6,400円です。
志摩スペイン村の料金は大人5,700円で、鳥羽水族館は大人2,800円です。「まわりゃんせ」近鉄電車発駅からのフリー区間往復特急料金も含まれていることから、2日間旅行すれば交通費も含めて余裕で元がとれますよ。
鳥羽水族館の基本情報

鳥羽水族館は営業時間が夏休み期間中などは伸びるので、訪れる前に公式HPで確認しましょう。
鳥羽水族館の駐車場を利用する場合は駐車料金は有料となります。駐車場は鳥羽駅前と鳥羽水族館併設の場所を合わせてABCの3箇所が用意されていますよ。
所在地 | 〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3丁目3−6 |
営業時間 | 年中無休 9:30~17:00(最終入館は16:00) GWと夏休み期間中は営業時間変更あり |
料金 | 大人:2,800円 小中学生:1,600円 幼児(3歳以上):800円 他、各種割引あり |
問い合わせ | 0599-25-2555(代表) |
公式サイト | https://aquarium.co.jp/ |
まとめ:鳥羽水族館は効率よく回りやすい水族館だった

鳥羽水族館が子連れで回りやすい理由を見どころなどともに紹介しました。
ジュゴンなど希少な海洋生物をはじめアシカやセイウチなどのショーも鑑賞できるさまざまな魅力がある水族館です。
ゾーン分けされたエリアは見やすいように工夫されており、幼い子どもも楽しめます。
また、見たいエリアがわかりやすいので時間が限られている方はピンポイントで見どころを回ることもできますよ。
ベビールームやレンタルベビーカーがある点も子連れに優しいですね。
この記事で興味を持った方は、ぜひ鳥羽水族館を訪れてみてくださいね。