
今度「マツコの知らない世界」に登場する、異色の肩書きを持つ男、BUBBLE-B。
彼はただのDJでもトラックメイカーでもありません。
全国の飲食店チェーン店の本店や1号店を巡る「飲食店チェーントラベラー」として、知る人ぞ知る存在なのです。
一見すると意外な組み合わせですが、彼の探求心と独自の視点は、私たちが普段何気なく利用するチェーン店の奥深い魅力と歴史を鮮やかに描き出します。
一体BUBBLE-Bとは何者なのか?彼のユニークな活動に迫ります。

この記事を読んでわかること
- 多才なBUBBLE-Bの経歴やプロフィール
- 飲食チェーン店トラベラーBUBBLE-Bとしての活動
BUBBLE-Bのプロフィール

BUBBLE-Bさんをネットで検索すると、いろいろなワードがヒットしてきます。
どういった経歴の持ち主が気になったので調べてみました。
まず最初に、ここではBUBBLE-Bのプロフィールについて基本情報を詳しく解説します。
基本情報
DJ BUBBLE-B(バブルビー)は、日本のDJ、トラックメイカー、VJ、そして飲食チェーン店トラベラーとしても知られる多才なアーティストです。
以下が簡単なプロフィールとなります。
- 本名:中島敦(なかじま あつし)
- 生年月日:1976年7月28日生まれ、現在48歳(2025年5月2日時点、日本時間)
- 出身地:滋賀県大津市出身で、川崎市に長く住んだ後、現在は京都を拠点に活動。
- 出身大学:近畿大学卒業
BUBBLE-Bの飲食チェーン店トラベラーとしての活動

BUBBLE-Bさんの飲食店チェーントラベラーとしての活動は、彼の多岐にわたる活動の中でも非常にユニークで、広く知られています。
ここでは、BUBBLE-Bの飲食チェーン店トラベラーとしての活動を詳しく解説します。
活動のきっかけと概要
BUBBLE-Bさんが飲食チェーン店の本店や1号店巡りを始めたのは、2004年頃からです。
きっかけは明確には語られていませんが、全国どこでも同じ味を提供しているはずのチェーン店が、その発祥の地である本店や最初にできた店では、何か異なる雰囲気や歴史、そして「らしさ」があるのではないかという探求心から始まったと言われています。
彼は誰に頼まれたわけでもなく、完全に自腹で日本全国、時には海外の飲食チェーン店の本店・1号店を訪れ、食事をするだけでなく、その店の歴史、創業者の想い、地域との関わり、店舗の佇まいなどを深く掘り下げています。
主な活動内容
「本店の旅」ブログ: BUBBLE-Bさんは、自身の探訪の記録を「本店の旅」というブログで詳細に公開しています。
訪れた店の情報はもちろん、写真や動画、独自の視点による考察が綴られており、チェーン店の知られざる一面を知ることができます。ブログは長年にわたり更新されており、膨大な数の店舗が記録されています。
文春オンラインなどでライターとして活動
多才な人というか多趣味な人というか、さまざまな事に興味がある人に共通して言えるのが文章が面白いことです。
BUBBLE-Bさんも例外ではありません。
X(旧Twitter)や彼の公式HPのブログを拝見していると、タイトルから既に惹かれます。人に興味をもってもらえる引き出しが多いのでしょう。
文春オンラインに連載していた過去もあるようで、人気があるのも頷けます。
本店の旅ブログでは飲食チェーン店トラベラーとして執筆を行っているので、テレビ放送で飲食チェーン店に興味を持った方は読んでみましょう。
以下が関連リンクです。
書籍出版
2013年には、大和書房から『全国飲食チェーン本店巡礼~ルーツをめぐる旅~』を出版しました。
この書籍では、ブログで紹介された中から厳選された店舗に加え、書き下ろしのエピソードなども収録されており、当時の彼の活動の集大成とも言える内容です。
本は中古しか存在しないようですが、電子書籍が以下で購入可能です。
メディア出演
BUBBLE-Bさんのユニークな活動はメディアからも注目を集めており、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブメディアなど、さまざまな媒体に出演しています。
特に、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の「本店道」特集は人気を博しました。
イベント企画・出演
飲食に関するイベントに登壇したり、自ら企画したりすることもあります。
チェーン店の魅力を語るトークイベントや、食に関するユニークな企画に携わっています。
直近ですと、四川料理の食フェス「四川フェス」(2025年5月10日~11日)などに出演されるようです。
公式Xで随時告知されているようですので、気になる方はチェックしてみましょう。
全日本麻婆豆腐愛好連盟(全マ連)会長

BUBBLE-Bさんは、麻婆豆腐に対する深い愛情を持つ「全日本麻婆豆腐愛好連盟(全マ連)」の会長を務めています。
「全日本麻婆豆腐愛好連盟(全マ連)」は、Facebookの非公開グループに全国の麻婆豆腐愛好者が集まり、日々情報交換を行う組織です。
BUBBLE-Bさんは、チェーン店の麻婆豆腐はもちろん、様々な麻婆豆腐を食べ歩き、その魅力を発信しています。
ローカルチェーンへの注目
近年では、全国展開している大手チェーンだけでなく、地域に根差したローカルチェーンにも注目し、その魅力を発掘・発信しています。
ローカルチェーンに関する同人誌を制作・販売するなど、活動の幅を広げています。
以下の公式オンラインショップより、同人誌は購入可能です。
また、電子書籍はAmazonでも購入できます。
活動の意義と魅力
BUBBLE-Bさんの活動は、単なる食べ歩きに留まりません。
- チェーン店のルーツを辿る: どこにでもあるチェーン店が、どのような背景で生まれ、成長してきたのか、その歴史や創業者の想いを掘り起こすことで、普段何気なく利用している店への見方が変わります。
- 地域との繋がりを発見する: 本店や1号店には、その地域ならではの特色や、地域の人々との繋がりが色濃く残っている場合があります。彼の探訪記を通じて、日本の多様な食文化や地域性を再発見することができます。
- 独自の視点とユーモア: 音楽活動で培われた独自の感性とユーモア溢れる視点で、チェーン店の魅力を多角的に捉え、読者や視聴者を楽しませます。
- 「当たり前」への疑問: 普段、均一なものとして捉えがちなチェーン店に対して、「本当にどこも同じなのか?」という疑問を投げかけ、探求することの面白さを教えてくれます。
BUBBLE-Bさんの飲食店チェーントラベラーとしての活動は、音楽活動と並ぶ彼の重要なライフワークであり、多くの人に新たな発見と視点を与え続けています。
彼の情熱と探究心が生み出す情報は、単なるグルメ情報に留まらない、文化的な価値を持つと言えるでしょう。
BUBBLE-Bの音楽キャリア

多方面で活躍するBUBBLE-Bさんの原点は音楽活動と言って良いのではないでしょうか。
ここでは、BUBBLE-Bの音楽キャリアについて詳しく解説します。
初期
高校生の時に小野寺隼平と共にカセットテープ・テクノレーベル「TOY LABEL」を設立。
1996年にはテクノと空手を融合させたユニット「カラテクノ」を結成し、ナードコアテクノの黎明期を彩りました。
ソロ活動
2000年からはソロユニット「BUBBLE-B」として、テクノ、ハウスを中心としたトラックメイクを開始。
映像編集のスキルも活かし、「踊れるマッドビデオ」と称される独自の映像作品を制作し、クラブシーンやインターネットで注目を集めました。
特にCMなどの映像をサンプリング・再構築したリミックス作品に定評があります。
BUBBLE-B feat. Enjo-G時代
2001年からはMCのEnjo-G(えんじょうじ)を迎え、「BUBBLE-B feat. Enjo-G」としてのユニット活動を開始。
「走りのセダン」「Enjo-Gのシャッシャッシャッ」などの楽曲をリリースし、全国規模でライブ活動を展開しました。
彼らの楽曲は、外食やレジャーといった日常的なテーマを独特のユーモアとグルーヴで表現しています。
以下がリリースしたアルバムで、CD本体は品切れですが、デジタルアルバムはbandcampで購入可能です。bandcampはアルバム丸ごと視聴可能でした。
- 2012年:1stアルバム「レジャーやくざは君に語りかける」(BUBBLE-B feat. Enjo-G名義)、bandcampの「レジャーやくざは君に語りかける」ページ
- 2022年:2ndアルバム「君に聴かせたいテクノがあるんだ」(BUBBLE-B feat. Enjo-G名義)、bandcampの「君に聴かせたいテクノがあるんだ」ページ
激しめでクセになる感じの音楽です!
DJ活動
90年代からの邦楽を中心に、幅広いジャンルの楽曲を独自のセンスでミックスするDJプレイも精力的に行っています。
BUBBLE-Bの音楽以外の活動

多才なBUBBLE-Bさんは、さまざまな仕事を精力的に行っています。
簡単に紹介しますと、以下の通りになります。
- PRプランナー・ライター・映像制作:フリーランスとして、PRプランニング、ライティング、作曲、映像制作など多岐にわたる活動を行っています。
- イベント企画:ナードコアテクノのイベント「スピードキング」を企画するなど、独自の視点を持つイベントオーガナイザーとしても活動しています。
- ラジオ出演:TBSラジオ「タマフル」など、ラジオ番組への出演も多数あります。
本当に多岐にわたって活動されていますね!
まとめ:BUBBLE-Bは多才なアーティストだった
多才な才能と独特の視点を持つアーティストであり、音楽活動だけでなく、自身の興味関心を追求する姿勢が多くの人に支持されています。
ユーモアのセンスと、日常の中に潜む面白さを見つけ出す視点が、彼の作品や活動の魅力となっているようです。
今後も飲食チェーン店トラベラーとしてのBUBBLE-Bさんの活動に注目したいですね!