
こんにちは、kanaです!
科学は難しいイメージがありませんか?
橿原市立こども科学館なら、赤ちゃんなど未就園児から遊びながら科学にふれることができます。
実験教室では実験した物に触れたり、ミニ工作教室では科学を応用した工作をしたり、子ども達が楽しめる工夫がたくさんされていますよ。
全天候型の施設なので、夏休み等で外遊びが出来ない時にもぴったりです。
今回は、実際に筆者が訪れた橿原市立こども科学館を詳しく紹介します。

この記事を読んでわかること
- 全天候型の橿原市立こども科学館は赤ちゃんなど未就園児から楽しめる施設であること
- 橿原市立こども科学館は体験型の施設であること
赤ちゃんから参加できる実験教室は奈良県にある?
科学館は少し難しいので小学生から参加する場所と思っている保護者の方はいらっしゃいませんか?
例えば兄弟で上の子と下の子の年齢が離れている場合も、赤ちゃんが参加できないと行動しにくい場合もありますね。
ここでは、赤ちゃんから参加できる科学館が奈良県にあるのか詳しく解説します!
橿原市立こども科学館は赤ちゃんなど未就園児から参加できる
大阪市立科学館など大型の施設は大人も楽しめる施設なので、小さなお子様連れだと少し早いなと感じるかもしれません。
橿原市立こども科学館は小規模ながら、遊んで学べる知育おもちゃのような感覚で、科学を知らない未就園児から楽しめます。
スコップ等も準備されたサラサラの砂場がある振り子エリア、自分で設置して飛ばすペットボトルロケットなど、娘もいつも夢中で遊んでいます。
赤ちゃんから参加できる「ミニ実験教室」も不定期で開催されているので、気になる方は公式ホームページを時々チェックしてみましょう。
橿原市立こども科学館ってどんなところ?

奈良県内には科学館は橿原にしかありません。
大阪の大きな科学館に行くのも良いですが、小規模ながら工夫された科学館は、子ども達に世代を超えて愛されています。
ここでは、橿原市立こども科学館がどんなところなのか詳しく解説します。
2019年に入館者数が100万人を突破した
橿原市立こども科学館は1996年にオープンして以来、2019年に入館者数100万人を突破した長く愛されている科学館です。
2025年現在はもっと来館者数が増えているでしょうね。
参加型の科学館では、子どもが科学を遊びながら学べる仕掛けがいっぱい。私も子どもの頃に訪れて、とても楽しかったのを覚えています。
橿原市立こども科学館の基本情報
橿原市立こども科学館は、万葉ホールという図書館など複数の施設が入った建物の地下1階にあります。
万葉ホールは駅から少し遠いのが難点ですが、専用駐車場は無料です。
所在地 | 〒634-0075 奈良県橿原市小房町11-5 かしはら万葉ホール 地下1階 |
開館時間 | 9:30〜17:00まで(最終入館は16:30) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12月27日から翌年1月4日まで) |
観覧料 | 大人:520円 学生:410円 小人(4歳〜中学生):100円 |
問い合わせ | 【かしはら万葉ホール3階管理事務室】0744-29-1300 |
アクセス | 近鉄畝傍御陵前駅から徒歩約15分 |
駐車場 | 無料(約450台) |
公式サイト | https://www.city.kashihara.nara.jp/kanko_bunka_sports/kodomokagakukan/index.html |
橿原市立こども科学館のおすすめポイント(1):実験教室

全国にある科学館に共通していえる目玉のひとつが実験教室です。橿原市立こども科学館でも実験教室が開催されています。
ここでは、橿原市立こども科学館のおすすめポイントのひとつめ、実験教室について詳しく解説します。
実際に実験対象物にふれられること
例えば実験教室の定番である液体窒素を扱った実験では、花が投入されます。
カチコチになってもろくなった花を先生は子ども達に触れさせてくれます。前列に座っている子どもだけでなく、子ども達に集合をかけてくれるので、触りたい子は全員触れますよ。
娘は怖がりながらも触れていました。
大規模な科学実験教室では行うことができない魅力だと思います。
オープンな場所でしているので途中で退席しやすこと
実験教室は野外音楽堂のような雰囲気でオープンな場所で行われます。
整理券もないので、もし先生の実験を間近で見たい子は、早めに座って席を取っておきましょう。
前列は子どもだけしか座っているところを見たことがないので、保護者の方は後ろの席や立ち見して参加しましょう。
子どもが途中でぐずったらすぐに退席しやすい状況なので、気軽に参加できますよ。
娘も小さい時に途中で飽きてぐずりだしたので、さっと退席させていただきました。
毎日開催されていること
橿原市立こども科学館の実験教室のすごいところは、毎日開催されていることです。専属の先生がいらっしゃるのか、毎回同じ先生が担当されています。
時間は決まっているので、確認してから訪れましょう。
実験教室の時間が近くなると、館内アナウンスで放送があります。
実験内容は月替わりで変更されること
毎日開催されて同じ実験をしていたら、何度も訪れている子はさすがに飽きると思います。
しかし、橿原市立こども科学館は毎月実験内容が変えられます。年間スケジュールが公式サイトで発表されているので、気になる実験教室に合わせて行くのも良いですね。
ドライアイスの実験、ジュースを電池として使う実験など、子ども達の身近にあるもので興味を引く内容が充実しています。
橿原市立こども科学館のおすすめポイント(2):ミニ工作教室

橿原市立こども科学館は館内に体を使って遊ぶ楽しい工夫がたくさんありますが、遊び飽きることもあるかもしれません。
気分を変えたい時はメリハリをつけて、手先を使って集中して取り組む工作教室に参加することをおすすめします。
橿原市立こども科学館のおすすめポイントの二つめ、ミニ工作教室について詳しく解説します。
スライムなど月替わりで制作
実験教室はいつも10名(子どもの数)ほどが定員で、整理券が配布されます。
年間スケジュールが公式サイトで発表されているため、子どもが興味を持っている分野に合わせて訪れるのも良いですね。
工作はどれも簡単なもので、娘は3歳頃から参加していました。中学生以下が対象ですが、制作によってはホウ酸や油性ペンなどを使うため、赤ちゃんが参加するのは難しいと思います。
制作は事前に準備をしっかりしてくださっているので、子どもが扱う工程は少なくて簡単です。
親としても家で行うと準備が大変なので、気軽に参加できて助かります。
娘は工作が好きなので、スライムやコマ作りなど集中して取り組んでいました。
無料で制作物を持ち帰ることが可能
さまざまな制作物は、持ち帰ることが可能です。支払うのは入館料だけで、制作物は実質無料となります。
スライム作りなど、他のイベント等だと料金が発生することが多いので嬉しいですね。
スライムはジップロックに入れられるので、持ち帰る際にカバンの中で破れるのが心配でしたが、無事に家に持ち帰ることができました。家でも遊んでいましたよ。
夏休み等長期休暇は整理券が早くなくなるので注意
夏休みは特に混雑するので、到着したらすぐに整理券を取っておきましょう。
8月は一日4回開催されますが、子どもの数が定員10名と少ないため早くに整理券が配布終了となることもあります。
また、特別工作教室も不定期で開催されます。
例年開催される「こどもの日イベント」では、過去に化石発掘や万華鏡制作なども実施されました。
特に2024年に開催されたイベントは大人気で長蛇の列ができたため、イベントがある日は早めに訪れましょう。
橿原市立こども科学館のおすすめポイント(3):赤ちゃんも歓迎

橿原市立こども科学館は赤ちゃんから楽しめることを目指しており、さまざまな工夫がされています。
ここでは、橿原市立こども科学館のおすすめポイントの3点目である、赤ちゃんも歓迎されている点を詳しく解説します。
鍵付の授乳室などベビールームが充実
赤ちゃん連れで行きやすい施設かどうかの一つの目安になるのがベビールームに有無です。
橿原市立こども科学館から出てすぐの場所にベビールームがあるので、万一赤ちゃんがぐずってもすぐに移動できます。
以下がベビールームに用意されています。
- ミルク用のお湯が出る設備
- オムツ替えベッド
- 授乳室2部屋
再入場可能なので、赤ちゃんがすっきりした後はまた科学館で遊べますよ。
不定期で開催される「ちびっ子科学館タイム」
科学館に行くにはまだ早いけれども、赤ちゃんに科学に触れてもらいたいなと思っている保護者の方はいませんか?
そんな方におすすめなのが橿原市立こども科学館で不定期で開催される「ちびっ子科学館タイム」です。
3歳までの赤ちゃんを対象としたプログラムで、ミニ実験教室は赤ちゃん用に科学の先生が10分間の特別メニューを用意しています。
館内はカラフルで視覚的にも楽しく、たくさんのボタンやハンドル操作できる仕掛けもあります。遊び感覚で好奇心を刺激して、赤ちゃんも身近に科学を感じられますよ。
橿原市立こども科学館のおすすめポイント(4):なりきり宇宙飛行士

橿原市立こども科学館には、宇宙を学べる工夫がたくさんされています。
娘が一番気に入ったのは、宇宙飛行士の服を着用させてもらえることです。
ここでは、橿原市立こども科学館のおすすめポイントの四つめ、なりきり宇宙飛行士について詳しく解説します。
NASAの宇宙飛行士の衣装体験ができる

宇宙飛行士の服はキッズサイズが用意されています!
オレンジ色と青色の二種類があり、大きいサイズから小さいサイズまで並んでいます。
NASAのロゴが入ったキャップを被れば、なりきり宇宙飛行士の完成です。
宇宙のパネルをバックにした撮影ポイントがあるので、ぜひ記念に撮ってみましょう!
橿原市立こども科学館:周辺の全天候型の子ども向け施設

橿原市立こども科学館の周辺には、天気も気候も関係なく遊べる施設がいくつかあります。
橿原市立こども科学館からはしごして、雨の日を一日楽しめますよ。
ここでは、橿原市立こども科学館周辺の全天候型の子ども向け施設を3ヶ所詳しく解説します。
橿原市立図書館
橿原市立こども科学館が入っている万葉ホールにある施設です。
地下が子ども科学館で、その上が図書館になります。
図書館には靴を脱いで上がれるキッズスペースがあり、子どもに絵本を読んだりゆったりと時間が過ごせます。
子どもの手が届きやすい高さに絵本が設置されているので、子どもの好奇心を刺激して好きな絵本を選ぶことができますよ。
橿原市民以外も本は自由に読むことが可能です。
橿原市昆虫館

橿原市立こども科学館から車で約10分ほどの場所にある昆虫館です。
目玉は約10種500頭以上の蝶が飛び回る放蝶温室です。
年間を通して運営されており、冬でも春のような陽気の中で蝶を鑑賞できます。運が良ければ腕に蝶がとまってくれますよ。
何ヶ所か餌場が用意されているので、蜜を吸う蝶を間近でじっくり見れるのも魅力です。
私は本来虫が苦手ですが、標本にされた美しい蝶や珍しい昆虫を鑑賞して娘と一緒に自分も楽しんでいます。
ひみっこぱーく

橿原市立こども科学館から車で約15分ほどの場所にある遊び場です。
ボーネルンド社が監修しており、おもちゃなど実際の店舗で販売されているものと同じです。
おすすめポイントは、手先を使って遊ぶおもちゃなどが配置された「静」のエリアと、複合遊具とボールプールやトランポリンなどが配置された「動」のエリアでバランス良く遊ぶことができることです。
娘はひみっこぱーくが大好きで、いつも3時間ほど遊びます。
注意点はオンライン予約制だということです。大人気のため、週末や祝日は早い時点で予約が埋まってしまいます。
現地で待つ場合は、夕方の遅い時間であれば受付しているのを見たことがあります。
- ひみっこぱーく公式サイトURL:https://mahorobacenter.city.sakurai.lg.jp/himiltuko
橿原市立こども科学館を訪れる際の注意点

橿原市立こども科学館を最初から最後まで楽しむためにも、気をつけた方が良い点を実際に訪れた作者がお伝えします。
ここでは、橿原市立こども科学館を訪れる際の注意点を2つ詳しく解説します。
夏休みやイベント時は満車に注意
駐車場は3ヶ所あり、橿原市立こども科学館が入っている万葉ホール全体の施設と中央公民館・中央体育館が共同で利用します。
第1駐車場は万葉ホールのすぐ前ですが、第2・第3駐車場は徒歩で約5分離れています。
夏休みやイベント時は満車になる可能性があるため、満車の場合は近隣の駐車場を利用しなければなりません。夏休みの訪れた際、第1駐車場が満車だったことがあります。
無料の専用駐車場にとめたければ、朝早くに訪れるなどしましょう。
地下なので電波が届かない携帯会社がある点
私は楽天モバイルを利用していますが、地下で電波が届かず、以前人と待ち合わせをする場合に困りました。
しかし、令和6年4月からは科学館のFREE Wi-Fiを利用できます。
もしFREE Wi-Fiを使用したくない場合は、一度館外に出なければなりません。再入館できます。
まとめ:橿原市立こども科学館は未就学児から参加できる体験型科学館だった

今回は未就園児から参加できる全天候型の橿原市立こども科学館を体験談とともに紹介しました。
学校などで学ぶ座学の科学とは異なり、橿原市立こども科学館では実験教室やミニ工作教室に参加して遊び感覚で自然と科学にふれあえます。
雨の日の遊び場に困っている保護者の方にもおすすめしたいです。
さあ、週末は橿原市立こども科学館で楽しく科学を学びましょう!