【体験談】奈良県の子連れ無料体験スポットの穴場はどこ?平城宮跡歴史公園を紹介

室内遊び場
画像:筆者撮影

こんにちは、kanaです!

自分で作業しながら楽しめる体験スポットには、普段身近にないジャンルのものでも、大人も子どもも楽しめるものがあります。

特に室内で作業する全天候型の無料体験スポットは、予約をとれないほど人気がある場合もありますね。

そんな時におすすめしたいのが平城宮跡歴史公園です!

1,300年前に都があった場所に作られた歴史公園で、当時にタイムスリップしたり遊んで学べる施設が用意されています。

今回は、無料体験スポットの宝庫である平城宮跡歴史公園を、天平衣装着用などをした体験談とともに紹介します!

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この記事を読むとわかること

  • 全天候型で子連れ無料体験スポットの宝庫である平城宮跡歴史公園の魅力

奈良県の子連れ無料体験スポットの穴場はどこ?

画像引用元:写真AC

奈良県内には、動物のふれあいやスイーツ制作など、体験スポットが数多くあります。無料ともなれば、週末は混雑したり予約が取れないことも多いです。

しかし、混雑は少ない方が子どもがのびのび遊べますね。

ここでは、奈良県内にある子連れで行ける無料体験スポットの穴場を詳しくお伝えします。

混雑しない平城宮跡歴史公園がおすすめ

子どもの体験スポットを選ぶ基準の一つは、体験をするまでの待ち時間が少ないことです。

待ち時間で子どもがぐずってしまうと、親は開始時間には疲れてしまうこともありますね。

奈良県内で空いている子どもの遊び場でおすすめなのが、歴史を遊びながら学べる平城宮跡歴史公園です。

空調も効いており、トイレも含めて施設もとてもきれいです。室内に木製遊具が設置されているキッズスペースもあります。

次章から、平城宮跡歴史公園の魅力等についてお伝えします。

平城宮跡歴史公園ってどんなところ?

画像:筆者撮影

奈良公園の最寄駅である近鉄奈良駅からバスで約30分の位置にある平城宮跡歴史公園は、奈良公園に比べて観光客が少ない穴場です。

世界遺産にも指定されており、施設はきれいで充実しています。

ここでは、平城宮跡歴史公園ってどんなところなのか詳しく解説します。

1300年前に都があった場所

画像:筆者撮影

平城宮跡歴史公園は奈良時代に都があった場所に作られた文化的施設を有する公園で、当時の復原事業や発掘などが勧められています。

広大な敷地には、奈良時代の文化を体験できる施設や建造物が豊富にあるのが魅力です!

ゲームや巨大な模型を通して、子どもから大人まで楽しく学ぶことができますよ。

電車が通過する珍しい世界遺産

画像:筆者撮影

電車が通過する世界遺産は日本でここだけ!

平城宮跡歴史公園は西から東南へ線路が走っており近鉄電車が通過します。

復原された鮮やかな朱色が美しい世界遺産をバックに写真撮影する写真愛好家が多くいらっしゃいますよ。

電車好きのお子様は踏切近くで待機していれば、次々やって来る電車を堪能できます。自転車にさえ気を付ければ、車が通過しないので安全に電車を鑑賞できますよ。近くに警備員さんがいつも立ってくれています。

娘も小さな時に踏み切りのカンカンという音と電車がやって来るをワクワクして待ち構えていました。

復原された美しい建造物がある

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平城宮跡歴史公園は奈良県屈指の写真映えスポットです。

一流の工匠などが手がける復原された建造物は、奈良時代当時にタイムスリップしたかのように精巧で美しいものばかり。

現在も復原事業は続いており、2024年には観光パンフレット等によく使われている極彩色の扁額が再生されました。

そんな建造物に無料で入って鑑賞したり撮影できます。非日常感を味わえて子どもも楽しめますよ。

平城宮跡歴史公園の常設おすすめ無料体験

画像:筆者撮影

平城宮跡歴史公園には実際に見たり体験して奈良時代を感じられるスポットが多く用意されています。

ここでは、平城宮跡歴史公園の常設おすすめ無料体験を詳しく解説します。

天平衣装を着用して写真撮影

画像:筆者撮影

私の一押しです!

「平城宮いざない館」の「往時のいとなみ」エリアに天平衣装が常設して置いてあり、着用して自由に撮影できます。

大人サイズと子どがサイズが用意されており、持つと一気に天平衣装感が出る扇子などの小物も置かれてありますよ。

無料版はこのエリアで撮影する時のみ着用できるようですが、事前予約制の有料天平衣装体験プランでは平城宮跡内を自由に散策することもできます。

朱雀門前や大極殿で衣装を着て撮影したい方はこちらのプランの方が満喫できそうですね。レンタサイクルとのお得なセットプランもあります。

  • 天平衣装体験(リンク先公式ホームページをスクロールして真ん中あたりにあります。)

遣唐使船に乗船

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復原された遣唐使船は平城宮跡のシンボルの一つで、実際に乗船することができます。出航はしません。

かもめの音声が流れているんですが、絶妙に声が遠くて本当にかもめが近くで鳴いていように錯覚します。

こういう船に乗って大海原を渡ったのかと感慨深い気持ちになるのと同時になんだかわくわくします。娘もいつも楽しそうにはいしゃいで景色を楽しんだりしていますよ。

タッチパネルで木簡作り体験

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天平衣装体験と同じ「平城宮いざない館」の「往時のいとなみ」エリアにあります。

娘が大好きな平城宮跡を訪れると必ずやりたがるタッチパネルです。

当時使われていた万葉仮名をなぞったり選択すると、オリジナルの木簡が画面の中に現れます。

漢字ですがなぞるだけですので、娘は塗り絵のようになぞって仕上げています。なかなか上手にできるので達成感があるようですよ。

こちらは全てパネルの中で完結するので、実物の木簡は出て来ません。

実際の木簡作りを体験したい方は、定期的に体験プログラムが開催されているので参加してみましょう。有料ですが、古代アクセサリーなどを作れるプランもあります。

平城宮跡歴史公園が子連れにやさしいポイント

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子連れで遊び場へ行くなら、オムツ替え台があるのかなど事前に調べておきたい点がいくつもあります。

ここでは、平城宮跡歴史公園が子連れにやさしいポイントを詳しく解説します。

室内木製アスレチックとハイハイエリアがある

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「天平みつき館」にはキッズスペースがあります。

木製アスレチックとハイハイエリアはわかれているので走り回るお子様がいても安心ですよ。また年齢差のある兄弟でも同時に見守りがしやすい配置関係にあります。

みつき館のすぐ前にバス停「朱雀門ひろば前」があるので、バスの待ち時間に利用して遊べるのも嬉しいポイントです。

イベントがない限り土日でも人がいない時間があるので空調が切られていることが多いです。施設の方に声をかければ空調を入れてくれるので

授乳室やオムツ換え台がある

「天平みつき館」には子ども達が遊べるエリアの他に授乳室が用意されています。

また、「平城宮いざない館」のオムツ換え台は休憩室エリアにあるので、オムツ替えをしてからジュースでも飲んで休憩しようかという時にも便利です。

我が子はイヤイヤ期になかなかオムツを替えさせてくれなかったので、ジュースで釣って替えていました。

休憩室ではセブンティーンアイスも販売されているので、もし食べさせたくない保護者様がいらっしゃいましたら他で替えた方が良さそうです。

無料のコインロッカーがある

子連れといえば大荷物。水筒、おしり拭きシート、軽食など合わせればなかなかの重さになるもの。

せめて必要になるまでどこかに預けられたら助かるなという時には、「平城宮いざない館」や「天平つどい館」などにはリターン式コインロッカーに預けてみましょう!

劇的に肩が楽になります。

平城宮跡歴史公園の注意点

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魅力がたくさんある平城宮跡歴史公園ですが、少し気にかけておきたい点もあります。

ここでは、平城宮跡歴史公園を訪れる上での注意点を詳しく解説します。

とにかく広い

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平城宮跡歴史公園は137ヘクタールの広さがあります。

ピンと来ないかと思われますが、Googleマップで検索したところ、北端にある「第一次大極殿」と南端にある「天平みつき館」は徒歩で20分以上かかるようです。

景色も単調なため、子どもが途中でぐずってしまうとなかなかの距離を抱っこして歩かなければならない事態になります。

平城宮跡ではスタンプラリーがあって各エリアを回ると景品がもらえるようですが、体力的に娘と全部回りきれたことがありません。いつか集めてみたいです!

子連れで平城宮跡に行くなら、「朱雀門エリア」と呼ばれる遣唐使船や「天平みつき館」や「平城宮いざない館」などがある場所で遊ぶのが無難かと思われます。

休館日に注意

平城宮跡歴史公園は広大な敷地に観光施設が点在しています。

「天平いざない館」など各施設や季節によって休館日や開館時間が異なるので注意が必要です。

また、天平みつき館では休日にイベントが開催されていることが多く、空いていることを期待していくと人であふれていることもあります。

お目当の施設があるならば、事前にイベント情報や開館時間を調べてから訪れるようにしましょう。

自由に散策するだけならば、施設以外はいつでも訪れることができます。

平城宮跡の基本情報

画像:筆者撮影

平城宮跡の基本的な情報です。

特に気をつけたいのが開館時間と駐車場です。

イベント時や季節によって休館日も異なるので、事前に確認してから訪れると良いでしょう。

所在地〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南3丁目5番1号
開館時間施設により異なる。
入場料無料
問い合わせ0742-36-8780(​​平城宮跡管理センター)0742-35-8201(遣唐使船)
アクセスバス停「朱雀門ひろば前」下車すぐ。
駐車場駐車場はだいたい東西南北に4ヶ所(3ヶ所は無料)※イベント時や観光シーズンは満車になる恐れがあります。
公式サイトhttps://www.heijo-park.jp/

まとめ:平城宮跡歴史公園は大人も子どもも楽しめる体験スポットだった!

画像:筆者撮影

世界遺産である平城宮跡歴史公園が無料体験スポットの穴場であることを紹介しました。

天平衣装体験は特に女の子なら喜ぶお子様も多いのではないでしょうか。旅行時に記念撮影する方も多くいらっしゃいましたよ。

木製アスレチックやハイハイエリアは特別な時以外は空いているので、快適な気温の中で子どもを遊ばせるのにもぴったりです。

飲食できる施設もあるので食事の心配をする必要もありません。

さあ、週末や長期休暇に平城宮跡歴史公園に行って遊んで体験してみましょう!

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